告発と誘惑 : ジャン=ジャック・ルソー論
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書誌事項
告発と誘惑 : ジャン=ジャック・ルソー論
(叢書・ウニベルシタス, 1106)
法政大学出版局, 2019.12
- タイトル別名
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Accuser et séduire : essais sur Jean-Jacques Rousseau
告発と誘惑 : ジャンジャックルソー論
- タイトル読み
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コクハツ ト ユウワク : ジャン ジャック ルソー ロン
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注記
原著(Gallimard, 2012)の全訳
引用文献: 巻末p1-12
内容説明・目次
内容説明
文芸批評の名著『透明と障害』と対をなす、著者最晩年に刊行されたルソー論。『社会契約論』や『エミール』『夢想』の作家が、堕落した文明社会を激しく告発し、原初の幸福へと誘惑することで多くの熱狂的読者を獲得した行程を、新しい雄弁とレトリックの創造に注目して鮮やかに描き出す。民主主義と近代文学の時代はいかにして開かれたのか?大批評家の本領が発揮された好著。
目次
- 徳の憤慨
- 第1部 真実を語ること(あなた方はどうなってしまったのか?;偶像破壊論者のアトリエ;ルソーと雄弁;スタール夫人とルソー—感情の権威)
- 第2部 喪失、方策(国外追放の詩人;信条の選択)
- 第3部 人間は自由な者として生まれた(人間の権利;恐怖を乗り越える;草上の朝食と社会契約)
- 第4部 ことばと音楽(『言語起源論』)
- エピローグ—ジャン=ジャック・ルソーに贈る花束
- ポスト・スクリプトゥム(追伸)—忘れられたテクスト「徳についての手紙」
「BOOKデータベース」 より