日本のピアノ100年 : ピアノづくりに賭けた人々
著者
書誌事項
日本のピアノ100年 : ピアノづくりに賭けた人々
(草思社文庫, [ま2-5])
草思社, 2019.12
- タイトル別名
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日本のピアノ100年
- タイトル読み
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ニホン ノ ピアノ 100ネン : ピアノ ズクリ ニ カケタ ヒトビト
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注記
引用出典・注: p446-459
参考文献: p460-468
2001年草思社刊行の著作を文庫化したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
明治33年(1900年)1月、日本楽器は国産第一号となる簡素なアップライトピアノを完成させた。まだ欧米には及ぶべくもなかった日本のピアノではあったが、大戦後、状況は一変する。高度成長で勢いを得たピアノ・メーカーは新たなコンサート・グランド・ピアノの開発に情熱を傾ける。そして、リヒテルやグールドなど世界の名演奏家が愛用するピアノを生み出し、ついに日本を世界頂点のピアノ王国へと押し上げたのである—。誕生から100年間のピアノづくりに情熱を傾けた人々の姿を通して、日本の「ものづくり」の軌跡を見事に描き上げたノンフィクション作品。第18回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞作。
目次
- プロローグ グレン・グールドのピアノ
- 戦前篇 洋琴からピアノへ—国産ピアノ誕生前夜から一九五〇年まで(文明開化期のピアノ;オルガン製造に群がる男たち;国産ピアノ第一号誕生;洋楽ブーム;戦前のピアノ黄金時代へ)
- 戦後篇 世界の頂点へ—一九五〇年から二〇〇一年まで(戦後の再出発;大量生産の時代;イメージ戦略と販売競争と;コンサート・グランドへの挑戦;日本のピアノはどこへ行くのか)
- エピローグ 日本のピアノの未来に向けて
「BOOKデータベース」 より