生まれくる文明と対峙すること : 7世紀地中海世界の新たな歴史像
著者
書誌事項
生まれくる文明と対峙すること : 7世紀地中海世界の新たな歴史像
(Minerva西洋史ライブラリー, 114)
ミネルヴァ書房, 2020.1
- タイトル読み
-
ウマレクル ブンメイ ト タイジ スル コト : 7セイキ チチュウカイ セカイ ノ アラタナ レキシゾウ
大学図書館所蔵 件 / 全120件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
JSPS科学研究費基盤研究(C)(課題番号17K03050)による研究成果の一部
文献目録: p303-348
内容説明・目次
内容説明
7世紀に勃興したイスラーム文明・アラブ国家にビザンツ帝国はいかに対峙したのか。これまで十分に説明されることのなかった中世の地中海世界の新たな歴史像を本書は提示する。7世紀中盤のコンスタンス2世時代を中心に、ビザンツ帝国や地中海世界の変化に対して、政治的・軍事的な状況だけでなく、イスラームをふくむ総合的な観点からの分析を試みる。
目次
- 序章 研究史と問題設定
- 第1章 神の怒りを引き起こした皇帝
- 第2章 641年=「四皇帝の年」の混乱
- 第3章 維持される強硬路線
- 第4章 最初のコンスタンティノープル攻撃(654年)
- 第5章 コンスタンス2世のシチリア進出
- 第6章 「神が振り下ろした一撃」
- 第7章 守勢から攻勢へ
- 第8章 コンスタンス2世の暗殺をめぐって
- 第9章 ローマ帝国の「後継者」になること
- 終章 7世紀中盤とはどのような時代だったのか
- 補論
「BOOKデータベース」 より