僕が批評家になったわけ

Author(s)

• 加藤, 典洋 カトウ, ノリヒロ

Bibliographic Information

僕が批評家になったわけ

加藤典洋著

（岩波現代文庫, 文芸 ; 317）

岩波書店, 2020.1

Title Transcription

ボク ガ ヒヒョウカ ニ ナッタ ワケ

Note

原本: 岩波書店2005年刊(シリーズ「ことばのために」)

Description and Table of Contents

Description

批評に背を向けても、私たちは生きられる。だが、もし批評がこの世に存在しなかったら、私たちの思考は、いまよりもっと貧しいものになっていただろう。学問とも哲学とも異なる、「自分で考えること」を手放さない批評—その営みが世界と切り結ぶ思考の原風景から、批評が私たちの生にもつ意味と可能性を明らかにする。

Table of Contents

• １　批評とは何か（この本のタイトル；僕が批評家になったわけ；文芸批評と批評の酵母；原型としての『徒然草』）
• ２　批評の酵母はどこにもある（対談；注；手紙、日記、きれはし；人生相談；字幕・シナリオ；名刺；科学論文；マンガ）
• ３　批評の理由（もし批評・評論がこの世になかったら；公衆、世間、一般読者；戦争と批評；無名性）
• ４　ことばの批評（批評のことばはなぜ重く難しいのか；なぜやさしいことも難しいのか；なぜことばは二つに分かれるのか；電子の言葉の贈り物）
• ５　批評の未来（平明さの基礎；批評と世間；「面白い」と批評の基準；一階の批評へ）

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Details

• NCID: BB29525619
• ISBN:
  • 9784006023171
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: v, 283p
• Size: 15cm
• Classification:
  • NDC9 : 901.01
• Subject Headings:
  • BSH : 文学
• Parent Bibliography ID:
  • BA44753961