トマス・アクィナスの形而上学 : 経験の根源

書誌事項

トマス・アクィナスの形而上学 : 経験の根源

古舘恵介著

知泉書館, 2020.1

タイトル別名

トマスアクィナスの形而上学 : 経験の根源

タイトル読み

トマス・アクィナス ノ ケイジジョウガク : ケイケン ノ コンゲン

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注記

文献: p[199]-206

内容説明・目次

内容説明

トマスの「エッセ」(存在)について、研究が遅れていたトマスのアリストテレス註解書『命題論註解』と『形而上学註解』を検討し新たな解釈を提示する。エッセの定動詞estや派生語の「エンス」(存在するもの)、「エッセンチア」について、『神学大全』や『真理論』などとアリストテレス註解書を照合し、それぞれの概念の意味を考察するとともに、「エッセ」が「存在」だけでは捉えられないことを明らかにする。

目次

  • 序論
  • 第1章 20世紀のトマス研究
  • 第2章 定動詞estについて—『命題論註解』1巻5講
  • 第3章 エンスの学としての形而上学—『ボエティウス三位一体論註解』
  • 第4章 エンスとは何か1—『真理論』1問1項
  • 第5章 エンスとは何か2—『形而上学註解』
  • 終章 エッセとは何か
  • 付論 可能態と現実態

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB29596118
  • ISBN
    • 9784862853097
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    ix, 220p
  • 大きさ
    23cm
  • 分類
  • 件名
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