書誌事項

電磁場の発明と量子の発見

筒井泉著

丸善出版, 2020.1

タイトル読み

デンジバ ノ ハツメイ ト リョウシ ノ ハッケン

大学図書館所蔵 件 / 106

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p141-144

第3刷(2021.11)の標題紙, 背表紙, 表紙に「パリティ編集委員会編」の記述あり

内容説明・目次

内容説明

量子論の発展する19世紀から20世紀初頭の物理学者たちの興味深いエピソードなど、科学史的話題をもり込みながら、初学者向けにわかりやすく解説する「電磁気学」の入門書。古典的現象である電磁気学に量子論的な視点をとり入れ、電磁気学の発展を現代的視点でとらえ直し、発見や理論的成熟の歴史をたどりながら電磁気現象についても言及することで、現代物理へどうつながるかも提示するユニークな構成。パリティ誌の人気連載講座「電磁気現象にみる古典と量子の交叉点」の単行本化。

目次

  • ファラデーの着想:力線の登場
  • ファラデーからマクスウェルへの道
  • マクスウェルの貢献
  • 場の実在性と2人の畸人
  • ベクトルポテンシャルは物理的に実在するか?
  • 電子の登場:「場」と「粒子」の共存
  • 世紀末の物理:量子論の夜明け
  • アインシュタインの登場
  • 黒体輻射から遷移確率へ
  • ファインマンの経路和と量子の束縛
  • 量子の幾何学としての電磁相互作用:ゲージ原理への道
  • 電磁場のパラダイムの変遷:エーテルの行方
  • 輻射熱と電磁場の合流:熱から黒体輻射へ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ