希望のディアスポラ : 移民・難民をめぐる政治史
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書誌事項
希望のディアスポラ : 移民・難民をめぐる政治史
春秋社, 2020.1
- タイトル別名
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Diaspora
希望のディアスポラ : 移民難民をめぐる政治史
- タイトル読み
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キボウ ノ ディアスポラ : イミン・ナンミン オ メグル セイジシ
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注記
Web春秋「はるとあき」連載 (2017年12月-2019年6月) に加筆修正をおこなったもの
参考文献: p243-254
内容説明・目次
内容説明
人口減少が進む日本の外国人労働者。欧米と中東における移民と難民。人間の越境の歴史は、現代社会とどう関わっているのか。パレスチナ/イスラエル研究者であり、原発事故の避難者でもある著者が、「国家」「民族」「よそ者」の既成概念に揺さぶりをかける骨太の論考。
目次
- ディアスポラ元年としての明治維新、そして今
- 「棄民」か「棄国」か—出ニッポンの今・昔
- ポストコロニアリズムは終わったのか
- 「美しい国」の移民政策
- アメリカ合衆国とヨーロッパ諸国の「自国第一主義」—移民に依存しながら移民を否定する二律背反の歴史
- 現代の移民・難民の排斥と古代・中世のディアスポラ—「ヨーロッパ」と「中東」の分断はいつ起きたのか
- パレスチナ人ディアスポラとクルド人ディアスポラ—中東分割で離散と対立を強いられた民族
- 労働経済から見たイスラエルとパレスチナ—労働機会を求める人、労働力を求める社会
- ディアスポラとジェンダーをめぐって
「BOOKデータベース」 より