歴史人口学事始め : 記録と記憶の九〇年
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書誌事項
歴史人口学事始め : 記録と記憶の九〇年
(ちくま新書, 1475)
筑摩書房, 2020.2
- タイトル別名
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歴史人口学事始め : 記録と記憶の九〇年
- タイトル読み
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レキシ ジンコウガク コトハジメ : キロク ト キオク ノ 90ネン
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注記
参考文献: p308-311
速水融主要著作一覧: p321-323
速水融年譜: p324-332
内容説明・目次
内容説明
若き日のヨーロッパ留学で歴史人口学と不意に出会い、やがて宗門改帳を使った人口動態調査や「勤勉革命」の提唱で世界的に評価されるまでに至った著者が、幼少期からの体験と日本の歴史人口学成立事情を振り返る。戦中の勤労動員、敗戦後の混乱、中東旅行での歴史観の転換、ヨーロッパの先端研究の導入、網野善彦や梅原猛との出会い、時刻表をヒントにしたデータシートの考案など、九〇年間の学問人生を回顧し、人口減少社会の未来を考察する。急逝した碩学の最後のメッセージ。
目次
- 1 誕生から中学まで—一九二九〜一九四五
- 2 終戦—一九四五〜一九四八
- 3 大学入学から常民研まで—一九四八〜一九五三
- 4 歴史人口学との出会い—一九五三〜一九六四
- 5 宗門改帳との出会いと「BDS」の考案—一九六四〜一九八九
- 6 人口減少社会における研究の展開—一九八九〜二〇一九
「BOOKデータベース」 より