松本清張が「砂の器」を書くまで : ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代
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書誌事項
松本清張が「砂の器」を書くまで : ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代
(早稲田大学エウプラクシス叢書, 021)
早稲田大学出版部, 2020.1
- タイトル別名
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Newspaper novels in 1950s Japanese mass media : a study of Seichō Matsumoto's bestsellers and his strategy
松本清張が砂の器を書くまで : ベストセラーと新聞小説の1950年代
- タイトル読み
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マツモト セイチョウ ガ「スナ ノ ウツワ」オ カク マデ : ベストセラー ト シンブン ショウセツ ノ 1950ネンダイ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
英文要旨: p292
博士論文 (早稲田大学, 2017年提出) をもとにして書き直したもの
内容説明・目次
内容説明
ミステリーよりスリリング。学術書はエンターテインメントだ!松本清張と新聞の深い仲。暴かれる『砂の器』の真実。
目次
- 松本清張と新聞小説の一九五〇年代
- 第1部 新聞小説家と私小説家(マスメディアの中の小説家—新聞小説家としての石川達三;新聞小説家の意見—石川達三の「自由」談義;ブームとなった私小説家—川崎長太郎の読者戦略)
- 第2部 清張、新聞小説を書く(新聞小説第一作—「野盗伝奇」論;清張は新聞小説をどう書いたのか—「黒い風土」の執筆風景;ブロック紙の読者への戦略—新聞小説としての「黒い風土」)
- 第3部 「砂の器」を読む(全国紙の新聞小説への挑戦—「砂の器」のたくらみ;“眼”から“耳”へ—「砂の器」を聴く;「砂の器」以降の清張、あるいは新聞小説についての覚書)
「BOOKデータベース」 より