子育て支援を労働として考える
著者
書誌事項
子育て支援を労働として考える
勁草書房, 2020.2
- タイトル別名
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Care work : economy of care, socialization of care, social support, civil society, love & money, childcare, childrearing, motherhood
- タイトル読み
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コソダテ シエン オ ロウドウ トシテ カンガエル
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子育て支援を労働として考える
2020.2.
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子育て支援を労働として考える
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参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
「子育て支援」はケアワークである。地域の子育てを支えるものとして制度に位置づけられながら、アンペイドワークの延長線上にみなされるその労働の問題を、全国働き方調査データをもとにはじめて社会学や経済学の視点から問う。市民性・当事者性が強調される労働実態を実証分析、社会経済的評価の重要性を示す。
目次
- 「子育て支援労働」とは何か
- 第1部 制度的・歴史的文脈から子育て支援労働を考える(地域子育て支援労働の源泉—1990年代初頭まで;子育てする親が生成した子育て支援労働—非営利・協同セクターによる当事者活動の萌芽から制度化途上に;子育て支援労働の専門性を問う—ケア労働の分業化と再編の中で)
- 第2部 調査データの分析から考える(子育て支援者の労働時間・訓練機会・賃金—労働経済学からみた「地域子育て支援労働」;どのような支援者が無償労働に従事するのか—業務の種類と労働時間の関係に着目して;地域子育て支援の制度化と非現場ワークの増大;子育て支援労働は地域に何をもたらすのか?—ワーカーズ・コレクティブにおける経済的報酬と働くことの意味をめぐって;子育て支援労働者にとっての経済的自立の困難と可能性—ワーカーズ・コレクティブにおける経済的報酬と働くことの意味をめぐって)
- 第3部 子育て支援労働の課題(地域子育て支援労働の制度化—1990年代以降)
- 地域子育て支援労働研究のさらなる展開をめざして
「BOOKデータベース」 より