ヨーロッパ中世の想像界

書誌事項

ヨーロッパ中世の想像界

池上俊一著

名古屋大学出版会, 2020.2

タイトル別名

L'imaginaire médiéval européen

ヨーロッパ中世の想像界 = L'imaginaire médiéval européen

タイトル読み

ヨーロッパ チュウセイ ノ ソウゾウカイ

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注記

令和元年度科学研究費補助金 (研究成果公開促進費「学術図書」) の助成を受けて出版したもの

参考文献: 巻末p31-111

内容説明・目次

内容説明

西洋中世の人々が生きた豊穣なる世界—。動植物や人間から、四大や宇宙、天使や魔女、仲間と他者、さらには楽園と煉獄まで、文学・図像・伝説・夢を彩る広大な想像界を縦横無尽に論じ、その全体構造を解明する。心性史・社会史を刷新する「イマジネールの歴史学」の集大成。

目次

  • 想像界の歴史学
  • 第1部 植物・動物・人間(薬効の在処—植物から人体へ;庭園の変容;鸚鵡と梟;動物観と動物イメージの変遷;魂の姿)
  • 第2部 四大から宇宙へ(地—母なる大地;水—水浴と温泉のイマジネール;火—神秘と怪異の光;風—翼に乗って;宇宙と世界の形)
  • 第3部 聖と魔(天使の訪れ;聖心崇拝;魔術師ウェルギリウス;魔女の先駆け;魔女のダンスとサバトの成立)
  • 第4部 仲間と他者、現世と異界(権力と権威のイメージ;友愛の印;ユダヤ人人相書;糸巻き棒論;「地上の楽園」と「煉獄」)
  • 想像界の構造とその変容

「BOOKデータベース」 より

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