類似と思考
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書誌事項
類似と思考
(ちくま学芸文庫, [ス23-1])
筑摩書房, 2020.3
改訂版
- タイトル読み
-
ルイジ ト シコウ
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注記
初版: 1996年共立出版刊
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献: p289-300
内容説明・目次
内容説明
判断は類推に支えられる。心はどのようなメカニズムを持つのか。“われわれの認知活動を支えるのは、規則やルールではなく、類似を用いた思考=類推である”。本書は、この一見常識に反する主張を展開したものだ。類推とは、既知の事柄を未知の事柄へ当てはめてみることと考えられている。だが、それだけでは実態に届かない。その二項を包摂するもうひとつの項との関係の中で動的に捉えなければならない。ここに、人間の心理現象に即した新しい理論が提唱される《準抽象化理論》。知識の獲得や発見、仮説の生成、物事の再吟味にも大きな力を発揮する類推とは何か。心の働きの面白さへと誘う認知科学の成果。
「BOOKデータベース」 より