鉄道のドイツ史 : 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ
著者
書誌事項
鉄道のドイツ史 : 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ
(中公新書, 2583)
中央公論新社, 2020.3
- タイトル別名
-
帝国の形成からナチス時代そして東西統一へ
- タイトル読み
-
テツドウ ノ ドイツシ : テイコク ノ ケイセイ カラ ナチス ジダイ、ソシテ トウザイ トウイツ エ
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注記
主要参考文献: p279-287
近現代ドイツ史略年表: p288-290
内容説明・目次
内容説明
1815年、大小さまざまな主権国家の集合体・ドイツ連邦が誕生。以降、ドイツは帝国、共和国、ナチス、東西分裂、そして統一へと、複雑な軌道を疾走した。同時代に誕生した鉄道という近代技術を担った人びとと、その組織からドイツを論じる。統一国家の形成や二度の世界大戦などの激動に、鉄路はいかなる役割を果たしたのか。「富と速度」(ゲーテ)の国民経済を模索した苦闘とともに、「欧州の盟主」の実像を描き出す。
目次
- 序章 ドイツ鉄道史ひと筆がき—「本書の構成」に代えて
- 第1章 鉄道建設の背景—ドイツをもとめて
- 第2章 鉄道時代のはじまり—一九世紀初頭〜一八三〇年代
- 第3章 初期鉄道建設の担い手たち—一八三〇〜四〇年代
- 第4章 鉄道の一九世紀ドイツ経済史
- 第5章 ドイツ的な、あまりにドイツ的な?—国家官僚制と鉄道
- 第6章 鉄道技師の世界、あるいは怪人vs役人
- 第7章 幕が下りてから—一八四八・四九年革命とその後
- 第8章 ドイツ・ライヒの鉄道
- 第9章 国際化と戦争と
- 第10章 共和国からナチス・ドイツへ—一九二〇年代後半〜一九四五年
- 第11章 「時流が厳しく分けたもの」—二〇世紀後半のドイツ国鉄
- 終章 過去と未来の鉄道
「BOOKデータベース」 より