「井上ひさし」を読む : 人生を肯定するまなざし
著者
書誌事項
「井上ひさし」を読む : 人生を肯定するまなざし
(集英社新書, 1014F)
集英社, 2020.3
- タイトル別名
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井上ひさしを読む
- タイトル読み
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「イノウエ ヒサシ」オ ヨム : ジンセイ オ コウテイ スル マナザシ
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注記
その他の著者: 島村輝, 大江健三郎, 辻井喬, 永井愛, 平田オリザ
「年表」井上ひさしの足跡: p332-334
内容説明・目次
内容説明
大人気テレビ番組「ひょっこりひょうたん島」の脚本をはじめ、岸田國士戯曲賞を受賞した『道元の冒険』、直木賞受賞作となった『手鎖心中』、さらには日本SF大賞や読売文学賞に輝いたベストセラー小説『吉里吉里人』など、多彩な活躍を見せた作家・井上ひさし。本書は、井上に共鳴する人々が、生前の交流を明かしながら、その作品を論じる初の論考集。井上に刺激を受けながら創作活動を行ってきたと明かす作家・大江健三郎をはじめ、国内外から評価の高い劇作家・平田オリザなど、錚々たる創作者がそのメッセージを読み解く。
目次
- 第1章 言葉に託された歴史感覚(今村忠純、島村輝)
- 第2章 “夢三部作”から読みとく戦後の日本(大江健三郎)
- 第3章 自伝的作品とその時代(辻井喬)
- 第4章 評伝劇の可能性(永井愛)
- 第5章 「日本語」で書くということ(平田オリザ)
- 特別付録 座談会「二一世紀の多喜二さんへ」—『組曲虐殺』と『小林多喜二』、井上ひさし最後の座談会 井上ひさし ノーマ・フィールド
「BOOKデータベース」 より