「身の上」の歴史社会学 : 明治時代の自己物語から考える近代化と共同性

書誌事項

「身の上」の歴史社会学 : 明治時代の自己物語から考える近代化と共同性

矢﨑千華著

生活書院, 2020.2

タイトル別名

「身の上」の歴史社会学 : 明治時代における自己物語記述様式の成立過程から

身の上の歴史社会学 : 明治時代の自己物語から考える近代化と共同性

タイトル読み

ミノウエ ノ レキシ シャカイガク : メイジ ジダイ ノ ジコ モノガタリ カラ カンガエル キンダイカ ト キョウドウセイ

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注記

博士論文 「「身の上」の歴史社会学 : 明治時代における自己物語記述様式の成立過程から」 (関西学院大学, 2017.11提出) に加筆修正したもの

参考文献: p236-243

参考資料: p244-246

内容説明・目次

内容説明

「物語」という様式の歴史性を考え直すこと、そして、それを踏まえて「近代化」と「共同性」について論じること。明治時代の「身の上相談」や日記、投書に記述されている人びとの「身の上」を自己物語として読み解き、個々人がそれぞれに固有の「物語」を語りうるようになった過程と、「物語」を語ることの社会的な機能について詳細に論じた画期的論考。

目次

  • 序章 「身の上」の歴史社会学と自己物語記述様式
  • 第1章 自己物語記述様式の成立を支える諸状況
  • 第2章 「ことば」を分析する方法
  • 第3章 「身の上」の成立
  • 第4章 自己物語と「共同性」の生成
  • 第5章 女性と「不幸の共同体」
  • 終章 自己物語記述様式の成立と「共同性」

「BOOKデータベース」 より

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