古典教育と古典文学研究を架橋する : 国語科教員の古文教材化の手順
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古典教育と古典文学研究を架橋する : 国語科教員の古文教材化の手順
文学通信, 2020.3
- タイトル読み
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コテン キョウイク ト コテン ブンガク ケンキュウ オ カキョウ スル : コクゴカ キョウイン ノ コブン キョウザイカ ノ テジュン
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参考引用文献: p318-336
内容説明・目次
内容説明
古文テキストの教材化は、こうして行っている。『宇治拾遺物語』を手掛かりに、古典教育研究、古典文学研究の架橋を試み、生徒たちの古典教育を考える。誰のための本?古典教育研究と古典文学研究の相互疎外状況を感じている人に。これから教員になる人と、すでに教壇に立っているすべての人に。古文テキストの教材化の手順を知りたいすべての人に。
目次
- 古典教育の課題
- 第1部 教材分析の方法—『宇治拾遺物語』の表現とその位相を考える(最新研究の調べ方—説話研究と『宇治拾遺物語』研究の現在;先行研究の調べ方—『宇治拾遺物語』の表現はどう分析されてきたか;表現を分析する—『宇治拾遺物語』の表現の実際;言語場を分析する—『宇治拾遺物語』が営まれた空間)
- 第2部 教材化の前に考えておきたいこと—古典教育の目標と古典教材を考え直す(中等教育における国語科教科書の中の古典教材の現状—説話教材を中心に;国語教育誌の中の“古典”—国語教室で創られる“古典”;公共性・主体・古典教育—50年代における益田勝実古典教育論;公共性・言説の資源・古典教育—60年代における益田勝実古典教育論)
- 第3部 教材化の構想—『宇治拾遺物語』を例に(教室の『宇治拾遺物語』;『宇治拾遺物語』の教材化にむけて;『宇治拾遺物語』の教材化案)
「BOOKデータベース」 より