聖地の紛争とエルサレム問題の諸相 : イスラエルの占領・併合政策とパレスチナ人
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聖地の紛争とエルサレム問題の諸相 : イスラエルの占領・併合政策とパレスチナ人
晃洋書房, 2020.2
- タイトル別名
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Conflicts over sacred spaces and the city of Jerusalem : Palestinians and Israeli occupation/annexation policies
聖地の紛争とエルサレム問題の諸相 : イスラエルの占領併合政策とパレスチナ人
現代パレスチナの諸聖地をめぐる紛争とエルサレム(クドゥス)問題 : パレスチナ人の権利認識と宗教・社会生活の動態を中心に
- タイトル読み
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セイチ ノ フンソウ ト エルサレム モンダイ ノ ショソウ : イスラエル ノ センリョウ・ヘイゴウ セイサク ト パレスチナジン
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注記
2018年3月に京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科に提出した博士論文「現代パレスチナの諸聖地をめぐる紛争とエルサレム(クドゥス)問題 : パレスチナ人の権利認識と宗教・社会生活の動態を中心に」に加筆・訂正を加えたもの。刊行にあたってJSPS令和元年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費19HP5245)の交付を受けた
参考文献: p267-289
内容説明・目次
内容説明
パレスチナの平和と戦争の「鍵」を読み解く。ますます混迷を深めていくエルサレム問題、そしてその中核に位置する「聖地の紛争」。争いはいかに始まり、どのように続いてきたのか。看過されがちだったパレスチナ人の視点を軸に、複雑化する紛争の多様な貌を照らし出す。
目次
- 聖地の紛争とエルサレム問題の捉え方
- 第1部 パレスチナの聖地と紛争を捉える土台(パレスチナ問題と複宗教聖地—歴史的・社会的位置づけの再検討;パレスチナ問題の諸相と紛争の定義—入植・植民地主義論を軸として)
- 第2部 紛争下における聖地の位置づけの変質—オスマン帝国末期から現代まで(オスマン帝国期・英国委任統治期の聖地と宗教的・民族的シンボル性;第三次中東戦争以降の聖地と対立の管理/潜在化;「オスロ合意時代」の聖地と領域支配をめぐる権利論争;2000年代における聖地と実態レベルの紛争の進展)
- 第3部 現代のエルサレム社会と聖地の紛争の動態(オスロ合意後のエルサレムとパレスチナ社会—自律性の希求と占領の相克;聖地ハラム・シャリーフ/神殿の丘とパレスチナ人の宗教・社会生活)
- 変質する紛争と多様化する争点—聖地の紛争とエルサレム問題の諸相
「BOOKデータベース」 より