広島復興の戦後史 : 廃墟からの「声」と都市
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書誌事項
広島復興の戦後史 : 廃墟からの「声」と都市
人文書院, 2020.3
- タイトル別名
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広島 復興の戦後史 : 廃墟からの声と都市
- タイトル読み
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ヒロシマ フッコウ ノ センゴシ : ハイキョ カラノ「コエ」ト トシ
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注記
引用文献: p363-375
博士論文『戦災復興の社会史的研究 : 被爆地広島における土地区画整理と「立退き」の経験をめぐって』(大阪大学, 2018)をベースとし、大幅な加筆修正と編成替えを行ったもの
内容説明・目次
内容説明
廃墟からの「復興」が唱えられるとき、聞こえなくなる声がある。生き残った人々は、自らの暮らしを取り戻すため、立退きをともなう都市計画に抗い、行政に対し多数の陳情書をしたため、声をあげようとした。本書はこの陳情書に初めて光を当てた画期的研究である。戦後広島を、無数の声とさまざまな力線が交差する空間とした描き出す渾身作。
目次
- 第1章 廃墟と描線—都市復興のなかの境界画定
- 第2章 死者の都市—移動する墓碑の軌跡
- 第3章 顕在化する復興の境界線
- 第4章 禁じられた復興を生きる—広島平和記念公園
- 第5章 「不法占拠」という復興経験—一九七〇年・相生通り調査から
- 終章 廃墟のなかの「声」を読みとく
「BOOKデータベース」 より