殺人区画 : 大量虐殺の精神性
著者
書誌事項
殺人区画 : 大量虐殺の精神性
(叢書・ウニベルシタス, 1107)
法政大学出版局, 2020.5
- タイトル別名
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The killing compartments : the mentality of mass murder
- タイトル読み
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サツジン クカク : タイリョウ ギャクサツ ノ セイシンセイ
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注記
原著(Yale University Press, 2015)の全訳
文献一覧: 巻末p26-47
索引あり
内容説明・目次
内容説明
ホロコーストをひとつの頂点としてカンボディア、ユーゴスラヴィア、ルワンダの悲劇にいたる大量虐殺・民族浄化は、いかなる人びとにより、いかなる状況下で、いかにして実行されたのか。文明化と暴力の関係をめぐる理論を拡張する社会学の新たな挑戦。
目次
- 第1章 序論
- 第2章 普通の加害者と近代性—状況に条件づけられた合意
- 第3章 同一化と非同一化の広がる輪
- 第4章 人間の歴史における暴力の変容
- 第5章 ルワンダ—自己破壊的な破滅
- 第6章 集団虐殺の体制と社会の区分化
- 第7章 大量虐殺の四つの方法—事例の歴史
- 第8章 集団虐殺の犯人と人格の区分化
- 第9章 結論
「BOOKデータベース」 より