香港と日本 : 記憶・表象・アイデンティティ
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書誌事項
香港と日本 : 記憶・表象・アイデンティティ
(ちくま新書, 1498)
筑摩書房, 2020.6
- タイトル別名
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香港と日本 : 記憶表象アイデンティティ
- タイトル読み
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ホンコン ト ニホン : キオク ヒョウショウ アイデンティティ
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注記
主要参考文献: p294-298
内容説明・目次
内容説明
二〇一九年の「逃亡犯条例改正案」への反対デモは熾烈を極め、多くの負傷者を出し、その戦いの終わりは未だに見えない。香港がこのような事態になったのは、どうしてなのか?中国大陸の同化政策は、人びとにどのような影響を与えたのか?本書は、香港人としての実感と研究者としての分析で、現在に至る香港の変遷を考察する。また『ドラえもん』『進撃の巨人』と香港政治運動の意外なつながり、大日本帝国の記憶など、香港における「日本」の表象を詳細に分析する。香港出身の気鋭の若手研究者による、日本人のための香港入門。
目次
- 第1部 「準都市国家」香港(香港とは何か—「準都市国家」を旅する;香港の主体性—国籍・「中国」・日本;二〇一九年の香港—運動と分裂)
- 第2部 香港と「日本」(香港と日本アニメ—表象・記憶・言説;日本イメージの変容とアイデンティティ;戦争の記憶と「中国民族意識」;戦争の忘却・想起・香港アイデンティティ)
「BOOKデータベース」 より