書誌事項

自立へ追い立てられる社会

広瀬義徳, 桜井啓太編

インパクト出版会, 2020.7

タイトル読み

ジリツ エ オイタテラレル シャカイ

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注記

参考文献: 章末

収録内容

  • 自立・自律した個人という幻想と「共生」の根拠 / 広瀬義徳 [執筆]
  • 依存の復権論・序 / 桜井啓太 [執筆]
  • 反自立という相互依存プロジェクト / 桜井智恵子 [執筆]
  • 福祉依存批判による生活保護バッシングと自立支援の展開 / 桜井啓太 [執筆]
  • フレキシブル化する労働と自律的な「高度人材」という罠 / 広瀬義徳 [執筆]
  • 自己マネージメント(忖度)時代のメディアコントロール / 迫川緑 [執筆]
  • 教育機会確保法と「学ぶ主体化」される子どもたち / 岡村優努 [執筆]
  • 高校家庭科における自立的生活主体と共生社会 / 濱口一郎 [執筆]
  • 「力をつけて、のりこえる」論の止揚は可能か / 田口康明 [執筆]
  • 地域社会と公教育の関係性をどうとらえるか / 元井一郎 [執筆]
  • 学校のアジールをめぐって / 四方利明 [執筆]
  • フリースクールという子どもの居場所 / 岡崎勝 [執筆]
  • 映画「みんなの学校」はどう見られたか : インクルーシブ教育と特別支援教育の分水嶺 / 迫川緑 [執筆]
  • 保育園からの能力主義と自己責任論への抵抗 / 西田浩之 [執筆]
  • 教育支配からの逃走、戦略はゾミアが知っていた / 伊藤書佳 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

あらゆる「依存」から脱却して「自立」せよと人々を追い立てる社会。アクティブになることを強迫的に求められる主体。現代社会の統治のありようを教育、福祉、労働、地域、メディアの諸領域からオープンに問い、自由を希求する論文集。

目次

  • 第1部 なぜ自立を問うのか(自立・自律した個人という幻想と「共生」の根拠;依存の復権論・序;反自立という相互依存プロジェクト)
  • 第2部 自立社会の新たな統治性(福祉依存批判による生活保護バッシングと自立支援の展開;フレキシブル化する労働と自律的な「高度人材」という罠;自己マネージメント(忖度)時代のメディアコントロール;教育機会確保法と「学ぶ主体化」される子どもたち;高校家庭科における自立的生活主体と共生社会;「力をつけて、のりこえる」論の止揚は可能か;地域社会と公教育の関係性をどうとらえるか)
  • 第3部 自由な生の可能性(学校のアジールをめぐって;フリースクールという子どもの居場所;映画「みんなの学校」はどう見られたか—インクルーシブ教育と特別支援教育の分水嶺;保育園からの能力主義と自己責任論への抵抗;教育支配からの逃走、戦略はゾミアが知っていた)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB31221071
  • ISBN
    • 9784755403057
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    265, vp
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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