書誌事項

監獄の誕生 : 監視と処罰

ミシェル・フーコー著 ; 田村俶訳

新潮社, 2020.4

  • : 新装版

タイトル別名

Surveiller et punir : naissance de la prison

タイトル読み

カンゴク ノ タンジョウ : カンシ ト ショバツ

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内容説明・目次

内容説明

十字架刑や絞首刑のような見せしめをともなう残酷な刑罰は18世紀の末に終わった。以後、囚人や犯罪者は監獄に収容して矯正し、社会復帰させるものという認識がはじまる。肉体の刑から魂を罰する刑への移行である。国家権力はどのようにして監獄を管理するに至ったか。フーコーのいう「監獄」とは犯罪者を収容する場所にとどまらず、孤児院、感化院、施療院、さらには学校、軍隊、病院にも及ぶ。人間の意志や多様性を統御し、国家の機構に組みこむ、監視と処罰による権力のメカニズムを探求する画期的思想書。

目次

  • 第1部 身体刑(受刑者の身体;身体刑の華々しさ)
  • 第2部 処罰(一般化される処罰;刑罰のおだやかさ)
  • 第3部 規律・訓練(従順な身体;良き訓育の手段;一望監視方式)
  • 第4部 監獄(「完全で厳格な制度」;違法行為と非行性;監禁的なるもの)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB3132631X
  • ISBN
    • 9784105067090
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    367, 26p, 図版 [24] p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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