監獄の誕生 : 監視と処罰
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書誌事項
監獄の誕生 : 監視と処罰
新潮社, 2020.4
- : 新装版
- タイトル別名
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Surveiller et punir : naissance de la prison
- タイトル読み
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カンゴク ノ タンジョウ : カンシ ト ショバツ
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内容説明・目次
内容説明
十字架刑や絞首刑のような見せしめをともなう残酷な刑罰は18世紀の末に終わった。以後、囚人や犯罪者は監獄に収容して矯正し、社会復帰させるものという認識がはじまる。肉体の刑から魂を罰する刑への移行である。国家権力はどのようにして監獄を管理するに至ったか。フーコーのいう「監獄」とは犯罪者を収容する場所にとどまらず、孤児院、感化院、施療院、さらには学校、軍隊、病院にも及ぶ。人間の意志や多様性を統御し、国家の機構に組みこむ、監視と処罰による権力のメカニズムを探求する画期的思想書。
目次
- 第1部 身体刑(受刑者の身体;身体刑の華々しさ)
- 第2部 処罰(一般化される処罰;刑罰のおだやかさ)
- 第3部 規律・訓練(従順な身体;良き訓育の手段;一望監視方式)
- 第4部 監獄(「完全で厳格な制度」;違法行為と非行性;監禁的なるもの)
「BOOKデータベース」 より