旧約聖書の政治史 : 預言者たちの過酷なサバイバル

書誌事項

旧約聖書の政治史 : 預言者たちの過酷なサバイバル

古田博司著

春秋社, 2020.5

タイトル別名

旧約聖書の政治史 : 預言者たちの過酷なサバイバル

タイトル読み

キュウヤク セイショ ノ セイジシ : ヨゲンシャ タチ ノ カコクナ サバイバル

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内容説明・目次

内容説明

聖書で行う社会科学の実験!モーセからエレミヤ、出エジプトからバビロン捕囚までの預言者の叫び、怒り、嘆きに耳を傾け、社会科学の目で聖書を読み解いて、大国に挟まれ、非情な国際政治の圧力に翻弄される回廊国家・古代イスラエルの奮闘と悲哀を明らかにする。

目次

  • 第1章 約束の地の政治学(神はねたみ、民はさからい、預言者は脅す—古代エジプトと預言者モーセ;好きで預言者になるのではない—複数の契約の民とモーセ;油断していると「奴隷」にされる—奴隷だらけの東西古代社会 ほか)
  • 第2章 独立国家と王権(人間は非常識、神は常識的—サムソンの戦いと祭司サムエルの召命;民は求め、神は嘆き、預言者は油をそそぐ—サウル王国の誕生;「全能の神」は後悔する神だった—預言者サムエルとサウル王 ほか)
  • 第3章 異教の大地に立つ神の預言者(王国の分裂と預言者の時代の始まり—北の預言者アヒヤとエヒウ;毛衣に皮帯をしめた遊牧の預言者—預言者エリヤとアハブ王;王の死を告げる黙示的預言者—王と対決するエリヤ、黙示の人ミカヤ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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