死の病いと生の哲学
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死の病いと生の哲学
(ちくま新書, 1506)
筑摩書房, 2020.7
- タイトル読み
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シ ノ ヤマイ ト セイ ノ テツガク
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内容説明・目次
内容説明
批評家ソンタグはこう言っていた。人は「健康な人の国」と「病気の人の国」のいずれかに属する、と。本書は哲学者自身がガンになった経験を通じて、「病気の人の国」の現実を見つめ、生と死について考察した記録である。死への恐怖はなぜ起きるのか。死に直面することでなぜ人は初めて根本的に懐疑し、真に思考するようになるのか。東西の哲学者たちによる病や死、老いについての考察も参照しつつ、「健康な人の国」の人々には見えない世界と人生の諸問題について深く問いなおす。
目次
- プロローグ
- 第1章 がんとの遭遇
- 第2章 死
- 第3章 いかにして歳をとるか
- 第4章 がんという「病気」
- 第5章 がん病棟にて
- 第6章 助けを求めて
- 第7章 生と命
- 第8章 老いについて
- エピローグ
「BOOKデータベース」 より