ミュージアムの憂鬱 : 揺れる展示とコレクション
著者
書誌事項
ミュージアムの憂鬱 : 揺れる展示とコレクション
水声社, 2020.7
- タイトル読み
-
ミュージアム ノ ユウウツ : ユレル テンジ ト コレクション
並立書誌 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全131件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の執筆者: 宮内洋平, 鷲田めるろ, 宮下規久朗, 辻泰岳, 佐藤真実子, 池上司, 横山佐紀, 野呂田純一, サラ・デュルト, 関直子, 豊田由貴夫, 須永和博, 稲賀繁美
参考文献: 各章末
内容: ミュージアム -- 権力と暴力の器(「揺さぶられるアートと美術館」-「顕彰か検証か」), 展示という「かたり」(「追悼絵馬とその展示」-「ミュージアムで痛ましいイメージを見ること、展示すること」), ミュージアムの来し方(「「文化」概念の社会実装」-「はこぶね」), 拡散するミュージアム(「ミュージアムとテーマパーク」-「タイム・カプセルとしてのミュージアム」), 編者/執筆者について
収録内容
- 揺さぶられるアートと美術館 : いま、展示室の内と外で起きていること / 川口幸也 [執筆]
- 同時代アフリカ美術の空間政治学 : 分断される南アフリカで揺れる「市民」の「礼拝堂」 / 宮内洋平 [執筆]
- 顕彰か検証か : 「表現の不自由展・その後」をめぐって / 鷲田めるろ [執筆]
- 追悼絵馬とその展示 / 宮下規久朗 [執筆]
- 都市を展示する : 「Shinjuku : the phenomenal city」展(一九七五年) / 辻泰岳 [執筆]
- 日本のアウトサイダー・アートの展示における「物量主義」 / 佐藤真実子 [執筆]
- 物が少ない作家 : 山沢栄子の写真とアメリカ / 池上司 [執筆]
- ミュージアムで痛ましいイメージを見ること、展示すること : ホロコーストの写真をめぐって / 横山佐紀 [執筆]
- 「文化」概念の社会実装 : 大正期の美術展覧会・美術館建設運動 / 野呂田純一 [執筆]
- 表慶館外観装飾に見る諸芸の表徴 / サラ・デュルト [執筆]
- はこぶね : 朝倉摂の一九五〇-六〇年代の活動と美術館をめぐって / 関直子 [執筆]
- ミュージアムとテーマパーク : 東京ディズニーリゾートの集客力 / 豊田由貴夫 [執筆]
- 先住民観光とミュージアム : 二風谷アイヌ文化博物館の事例から / 須永和博 [執筆]
- タイム・カプセルとしてのミュージアム : 魂の群れ映し遷す器として / 稲賀繁美 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
近代が生んだ展示と収集の装置=“ミュージアム”。歴史をかたる権力を託されたこの“装置”は、混迷する世界の中で、いかなる役割を果たしていくのか。さまざまな時代と場所における多角的検証を通じて、これからのミュージアムの(不)可能性を問う、最新の研究成果。
目次
- ミュージアム—権力と暴力の器(揺さぶられるアートと美術館—いま、展示室の内と外で起きていること;同時代アフリカ美術の空間政治学—分断される南アフリカで揺れる「市民」の「礼拝堂」;顕彰か検証か—「表現の不自由展・その後」をめぐって)
- 展示という「かたり」(追悼絵馬とその展示;都市を展示する—「Shinjuku:The Phenomenal City」展(一九七五年);日本のアウトサイダー・アートの展示における「物量主義」;物が少ない作家—山沢栄子の写真とアメリカ;ミュージアムで痛ましいイメージを見ること、展示すること—ホロコーストの写真をめぐって)
- ミュージアムの来し方(「文化」概念の社会実装—大正期の美術展覧会・美術館建設運動;表慶館外観装飾に見る諸芸の表徴;はこぶね—朝倉摂の一九五〇‐六〇年代の活動と美術館をめぐって)
- 拡散するミュージアム(ミュージアムとテーマパーク—東京ディズニーリゾートの集客力;先住民観光とミュージアム—二風谷アイヌ文化博物館の事例から;タイム・カプセルとしてのミュージアム—魂の群れ映し遷す器として)
「BOOKデータベース」 より