漢学とは何か : 漢唐および清中後期の学術世界
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漢学とは何か : 漢唐および清中後期の学術世界
(アジア遊学, 249)
勉誠出版, 2020.6
- タイトル読み
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カンガク トワ ナニ カ : カン トウ オヨビ シン チュウコウキ ノ ガクジュツ セカイ
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注記
参考文献あり
収録内容
- 今文・古文 / 川原秀城著
- 劉歆の学問 / 井ノ口哲也著
- 『洪範五行伝』の発展と変容 / 平澤歩著
- 前漢経学者の天文占知識 / 田中良明著
- 鄭玄と王粛 / 古橋紀宏著
- 北朝の学問と徐遵明 / 池田恭哉著
- 明堂に見る伝統と革新 / 南澤良彦著
- 清朝考証学と『論語』 / 木下鉄矢著
- 清代漢学者の経書解釈法 / 水上雅晴著
- 乾隆・嘉慶期における叢書の編纂と出版についての考察 / 陳捷著
- 嘉慶期の西学研究 / 新井洋子著
- 清朝考証学における意味論分析の数学的原理と満州語文献への応用 / 渡辺純成著
- 漢学は科学か? / 志野好伸著
内容説明・目次
内容説明
漢学は、漢代以降、大半の時期において、中国の学術に標準的な理論と方法を提供し、中国社会に規範として影響力を発揮した。現代の人文学の領域を大きく凌駕する漢学のパースペクティブは、どのようにその対象を広げ、如何に事象を記述しようとしたのか。漢唐および清中後期の学術を多角的に分析し、歴代漢学の総覧を通して学的特徴とその限界について考察する。
目次
- 第1部 両漢の学術(今文・古文;劉〓の学問;『洪範五行法』の発展と変容;前漢系学者の天文占知識)
- 第2部 六朝・唐の漢学(鄭玄と王粛;北朝の学問と徐遵明;明道に見る伝統と革新—南北朝における漢学)
- 第3部 清朝の漢学(清朝考証学と『論語』;清代漢学者の経書解釈法;乾隆・嘉慶期における叢書の編纂と出版についての考察;嘉慶期の西学研究—徐朝俊による通俗化と実用化)
- 第4部 総論:漢学とは何か(清朝考証学における意味論分析の数学的原理と満洲語文献への応用—データ・サイエンスとしての漢学;漢学は科学か?—近代中国における漢学と宋学の対立軸について)
「BOOKデータベース」 より