紙に刻まれた「広島」 : 原民喜『小説集夏の花』を読む
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紙に刻まれた「広島」 : 原民喜『小説集夏の花』を読む
三省堂, 2020.8
- タイトル別名
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紙に刻まれた広島 : 原民喜小説集夏の花を読む
- タイトル読み
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カミ ニ キザマレタ ヒロシマ : ハラ タミキ ショウセツシュウ ナツ ノ ハナ オ ヨム
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収録内容
- 夏の花 : 作者は「原子爆弾」による惨状をどのように「記録」したのか
- 廃墟から : 作者は「廃墟」という言葉をなぜ選び取ったのか
- 壊滅の序曲 : 『小説集夏の花』の「三部作」はどのように完結したのか
- 小さな村 : 「ひだるい」時空間と『小説集夏の花』の「後記」
- 昔の店 : 「物産陳列館の円屋根」はどのように見えたのか
- 氷花 : 疲弊の中の幽き希望と『小説集夏の花』の題辞
内容説明・目次
内容説明
原民喜が「ひどい衰弱と飢餓のなかで」「ひだるい躯を石油箱の机に鞭打ち」「赤貧と窮死に追詰めながら」書いたと記す六編の小説。静かに物語られた「稀有な体験の紀念」を、あの日から七十五年を経たいま、ていねいに読み解く。
目次
- 第1章 「夏の花」—作者は「原子爆弾」による惨状をどのように「記録」したのか
- 第2章 「廃墟から」—作者は「廃墟」という言葉をなぜ選び取ったのか
- 第3章 「壊滅の序曲」—『小説集夏の花』の「三部作」はどのように完結したのか
- 第4章 「小さな村」—「ひだるい」時空間と『小説集夏の花』の「後記」
- 第5章 「昔の店」—「物産陳列館の円屋根」はどのように見えたのか
- 第6章 「氷花」—疲弊の中の幽き希望と『小説集夏の花』の題辞
- 資料編
「BOOKデータベース」 より