幻想小説とは何か : 三島由紀夫怪異小品集
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幻想小説とは何か : 三島由紀夫怪異小品集
(平凡社ライブラリー, 906)
平凡社, 2020.8
- タイトル読み
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ゲンソウ ショウセツ トワ ナニカ : ミシマ ユキオ カイイ ショウヒンシュウ
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注記
本書は『決定版三島由紀夫全集』(新潮社)、『澁澤龍彦全集』(河出書房新社)を底本としたもの
収録内容
- 仲間
- 朝顔
- 卵
- 緑色の夜
- 鵲
- 花山院
- 黒島の王の物語の一場面
- 伝説
- 檜扇 : 友待雪物語之内第一部
- 屍人と宝 : 一幕の詩劇
- あやめ
- 狐会菊有明
- 鏡花の魅力
- タルホの世界
- 澁澤龍彦氏のこと
- 現代偏奇館 : 澁澤龍彦「犬狼都市」「神聖受胎」
- デカダンスの聖書 : ユイスマン著澁澤龍彦訳「さかしま」
- 澁澤龍彦訳「マルキ・ド・サド選集」序
- 人間理性と悪 : マルキ・ド・サド著澁澤龍彦訳「悲惨物語」
- 恐しいほど明晰な伝記 : 澁澤龍彦著「サド侯爵の生涯」
- 「サド侯爵夫人」について
- 澁澤龍彦宛書簡集
- 本のことなど : 主に中等科の学生へ
- 雨月物語について
- 柳田國男「遠野物語」 : 名著再発見
- 無題(塔晶夫著「虚無への供物」広告文)
- 稲垣足穂頌
- 解説(「日本の文学4尾崎紅葉・泉鏡花」)
- 解説(「日本の文学34内田百間・牧野信一・稲垣足穂」)
- 二種類のお手本 : 『文章読本』第三章より
- 小説とは何か
内容説明・目次
内容説明
一九七〇年十一月二十五日—あの壮烈な自決事件から五十年のメモリアル・イヤーを今年(二〇二〇)迎えた昭和の文豪・三島由紀夫。その早すぎる晩年、三島は『小説とは何か』をはじめとするエッセイや対談、書評で、泉鏡花や稲垣足穂らの怪奇幻想小説やデビュー直後の澁澤龍〓の著作を、熱烈に称讃してやまなかった。本書は、怪奇幻想文学の大いなる先覚者としての三島由紀夫の全貌を一巻に集成した、かつてないコンセプトのアンソロジーである。文豪怪異小品シリーズ、第九弾。
目次
- 1 幻想と怪奇に魅せられて—小説篇(仲間;朝顔 ほか)
- 2 王朝夢幻、鏡花の縁—戯曲篇(屍人と宝 一幕の詩劇;あやめ ほか)
- 3 澁澤龍〓とともに—対談・書評・書簡篇(鏡花の魅力;タルホの世界 ほか)
- 4 怪奇幻想文学入門—評論篇(本のことなど—主に中等科の学生へ;雨月物語について ほか)
「BOOKデータベース」 より