フーコーの風向き : 近代国家の系譜学

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フーコーの風向き : 近代国家の系譜学

重田園江著

青土社, 2020.9

タイトル読み

フーコー ノ カザムキ : キンダイ コッカ ノ ケイフガク

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注記

参考文献: 巻末pxii-xxx

収録内容

  • 風向きを読む
  • ミシェル・フーコーにおける知と権力
  • 「生のポリティクス」と新しい権利
  • 近代権力の複層性
  • 一九世紀の社会統制における「社会防衛」と「リスク」
  • 戦争としての政治
  • 戦争・法・社会構造
  • ミシェル・フーコーの統治性研究
  • 戦争から統治へ
  • 自由主義の統治能力
  • 「その後」のネオリベラリズム

内容説明・目次

内容説明

生命、健康、安全などを理由として立ち現れ、その相貌を自在に変えてきた近代国家。人びとの生や死に巧みに介入し、私たちの思考を知らぬ間に取り囲む権力の所作を、フーコーはいかに描き出したのか。知と権力、認識と実践、法と規律、リスク、戦争の政治言説、統治性、新自由主義。主要な諸概念を手がかりに、歴史や論理に深く分け入り、時代の逆風に立ち向かった思想家の軌跡を追う。

目次

  • 風向きを読む
  • 1 権力分析の方法(ミシェル・フーコーにおける知と権力;「生のポリティクス」と新しい権利;近代権力の複層性—ミシェル・フーコー『監獄の誕生』の歴史像;一九世紀の社会統制における「社会防衛」と「リスク」)
  • 2 近代国家の系譜学(戦争としての政治—一九七六年講義;戦争・法・社会構造—古来の国制と『フランコガリア』をめぐって;ミシェル・フーコーの統治性研究;戦争から統治へ—コレージュ・ド・フランス講義)
  • 3 新自由主義の統治性(自由主義の統治能力—ミシェル・フーコーのオルド自由主義論;「その後」のネオリベラリズム)

「BOOKデータベース」 より

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