歴史の終わり
著者
書誌事項
歴史の終わり
三笠書房, [2020.9]
新版
- 下
- タイトル別名
-
The end of history and the last man
- タイトル読み
-
レキシ ノ オワリ
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注記
新版解説: 佐々木毅
出版年はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
これから歴史はどう進展するのか。「歴史の終点」には何があるのか。特に本書の結末に示された「指導原理」は、欧米とは異質な歴史背景をもつ日本人にきわめて重要だ!
目次
- 第3部 歴史を前進させるエネルギー(承前)—「承認」を求める闘争と「優越願望」(「赤い頬」をした野獣—「革命的情勢」はいかにして生まれたのか;人間の「優越願望」が歴史に与える影響;歴史を前進させる「原動力」;「日の当たる場所」を求めて戦う人間と国家)
- 第4部 脱歴史世界と歴史世界—自由主義経済成功に絶対不可欠な「非合理な“気概”」(冷たい「怪物」—リベラルな民主主義に立ちはだかる「厚い壁」;歴史から見た日本人の「労働倫理」;新しいアジアを生み出す「新権威主義の帝国」;もはや万能ではなくなった「現実主義」;「権力」と「正統性」との力関係;国家主義と国益の経済学;脱歴史世界と歴史世界—二極に大きく分かれいく世界)
- 第5部 「歴史の終わり」の後の新しい歴史の始まり—二十一世紀へ「最後の人間」の未来(自由と平等の「王国」のなかで;歴史の終わりに登場する「最後の人間」;民主主義社会における「優越願望」のはけ口;自由主義国家が生み出した「リバイアサン(大怪物)」;「歴史の終点」には何があるのか)
「BOOKデータベース」 より