不確実な世界に生きる難民 : 北インド・ダラムサラにおけるチベット難民の仲間関係と生計戦略の民族誌

書誌事項

不確実な世界に生きる難民 : 北インド・ダラムサラにおけるチベット難民の仲間関係と生計戦略の民族誌

片雪蘭著

大阪大学出版会, 2020.6

タイトル別名

不確実な世界に生きる難民 : 北インドダラムサラにおけるチベット難民の仲間関係と生計戦略の民族誌

タイトル読み

フカクジツナ セカイ ニ イキル ナンミン : キタインド・ダラムサラ ニオケル チベット ナンミン ノ ナカマ カンケイ ト セイケイ センリャク ノ ミンゾクシ

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注記

博士論文「不確実な世界に生きる難民の人類学的研究 -- 北インド・ダラムサラにおけるチベット難民サンジョルの社会的、経済的実践を事例として」をもとに加筆・修正を施したもの

参考文献: p276-297

内容説明・目次

内容説明

チベット難民の「生」は苦悩か、希望か。1960年代、ダライ・ラマの亡命にともない北インドに生まれたチベット難民社会。その不確実性を承知で越境する人々は、21世紀になっても後を絶たない。「インドでの生活は時には苦しみ、時には失望するけど、時には希望に溢れる」というチベット難民の新世代・サンジョルたちの生活実践を活写する。

目次

  • 序章 「難民」を生き抜くために
  • 第1章 インドにおけるチベット難民とダラムサラ—調査地概要
  • 第2章 「ダラムサラ・インターナショナル・エアポート」—移動に託す希望
  • 第3章 つながりを作る—地域という集団範疇と共同性
  • 第4章 負債のネットワーク—電子貨幣クマルを介したつながり
  • 第5章 偶然を資源化する—賭け続ける経済活動
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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