人間とは何か : 偏愛的フランス文学作家論
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人間とは何か : 偏愛的フランス文学作家論
講談社, 2020.9
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人間とは何か : フランス文学による感情教育
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ニンゲン トワ ナニ カ : ヘンアイテキ フランス ブンガク サッカロン
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Note
初出: 「群像」(2017年8月号-2020年2月号), 「人間とは何か : フランス文学による感情教育」を改題
Description and Table of Contents
Description
文学がすべてを教えてくれた。サド、ボードレール、フローベール、ランボー、プルースト、カミュ…。自身の「文学による感情教育」を語りつつ、フランス文学史を彩る31名を通して人間精神の多彩な運動の軌跡を描き出す傑作。
Table of Contents
- サド—悪について
- ラクロ—心のメカニズムについて
- カザノヴァ—自由について
- コンスタン—愛の不可能性について
- スタンダール—誠実さについて
- バルザック—誘惑について
- メリメ—情熱について
- ボードレール—自意識について
- フローベール—夢想について
- ロートレアモン—反抗について
- ヴェルレーヌ—感傷について
- ランボー—自己の超越について
- ヴェルヌ—冒険について
- バルベー・ドールヴィイ—文学的欲望について
- ゾラ—食について
- モーパッサン—恐怖について
- ユイスマンス—デカダンスについて
- リラダン—観念について
- プルースト—人生と芸術について
- コクトー—虚偽について
- ジッド—小説について
- ラディゲ—倫理について
- セリーヌ—絶望について
- アルトー—狂気について
- ブルトン—ユーモアについて
- バタイユ—エロティシズムについて
- カミュ—不条理について
- ジュネ—言葉の魔術について
- マンディアルグ—幻想について
- ヴィアン—反人間主義について
- マンシェット—ニヒリズムについて
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