回想のすすめ : 豊潤な記憶の海へ
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回想のすすめ : 豊潤な記憶の海へ
(中公新書ラクレ, 695)
中央公論新社, 2020.9
- タイトル読み
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カイソウ ノ ススメ : ホウジュン ナ キオク ノ ウミ エ
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内容説明・目次
内容説明
不安な時代にあっても変らない資産がある。それは人間の記憶、一人ひとりの頭の中にある無尽蔵の思い出だ。年齢を重ねれば重ねるほど、思い出が増えていく。記憶という資産は減ることはない。齢を重ねた人ほど自分の頭の中に無尽蔵の資産があり、その資産をもとに無限の空想、回想の荒野のなかに身を浸すことができる。これは人生においてとても豊かな時間なのではないだろうか。最近しきりに思うのだ。回想ほど贅沢なものはない。
目次
- 第1章 回想の力を信じて
- 第2章 回想の森をめぐって(歴史とは時代の回想である;過去を回想するのは高齢者の特権;思い出が「見えない歴史」を作る ほか)
- 第3章 回想・一期一会の人びと(抄)(ミック・ジャガー;キース・リチャーズ;モハメド・アリ ほか)
- 第4章 薄れゆく記憶(記憶の曖昧さについて;アルバムを持っていない;五歳かそこらまでしかさかのぼれない—記憶 ほか)
「BOOKデータベース」 より