フィッシュ・アンド・チップスの歴史 : 英国の食と移民

書誌事項

フィッシュ・アンド・チップスの歴史 : 英国の食と移民

パニコス・パナイー著 ; 栢木清吾訳

(創元世界史ライブラリー)

創元社, 2020.9

タイトル別名

Fish and chips : a history

フィッシュアンドチップスの歴史 : 英国の食と移民

タイトル読み

フィッシュ・アンド・チップス ノ レキシ : エイコク ノ ショク ト イミン

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注記

原著 (Reaktion Books, 2014) の全訳

参考文献一覧: p218-225

内容説明・目次

内容説明

19世紀英国に誕生し、20世紀初頭に安価で栄養価の高い日常食として労働者階級に普及したフィッシュ・アンド・チップス。魚の衣揚げの起源はユダヤの食文化にあり、揚げた細切りのジャガイモはフランスに由来すると考えられる。店舗経営者には移民が多く、その出身地はイタリア、キプロス、中国と多岐にわたった。英国の「国民食」の形成と移民の関係を解き明かす。

目次

  • 第1章 起源(イギリスにおける魚食とジャガイモ食の初期の歴史;フィッシュとチップスの結婚;フィッシュ・アンド・チップス業界の拡大;フィッシュ・アンド・チップスの誕生)
  • 第2章 発展(最盛期;衰退;変化と生き残り)
  • 第3章 イギリスらしさ(労働者階級の食べもの;ナショナル・アイコンの構築;海を渡るフィッシュ・アンド・チップス;フィッシュ・アンド・チップスの「イギリス人らしさ」)
  • 第4章 エスニシティ(外国から来たフィッシュ・アンド・チップス;ユダヤ人の食べもの;フィッシュ・アンド・チップスを売る外国人たち;フィッシュ・アンド・チップス店という坩堝)
  • 第5章 フィッシュ・アンド・チップスの意味(食の歴史と遺産;持ち帰り料理;イギリスらしさ;移民)

「BOOKデータベース」 より

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