「明治」という遺産 : 近代日本をめぐる比較文明史
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書誌事項
「明治」という遺産 : 近代日本をめぐる比較文明史
ミネルヴァ書房, 2020.10
- タイトル別名
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Minerva Shobo librairie
明治という遺産 : 近代日本をめぐる比較文明史
- タイトル読み
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「メイジ」トイウ イサン : キンダイ ニホン オ メグル ヒカク ブンメイシ
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注記
参考文献: 章末
収録内容
- 徳川日本における自由とナポレオン : 比較と連鎖の視座から / 大久保健晴著
- 明治社会は"成功"したか : 地域社会の自律性という視点から / 勝部眞人著
- 比較史から見た明治維新 : 三谷博『維新史再考』を手がかりとして / 島田幸典著
- 中国革命派の明治維新観 : 孫文を例に / 深町英夫著
- 建築と都市から見える明治維新 : 街並にブルジョワ革命の跡を読む / 井上章一著
- 日本の近代化と公共性・天皇制 : 一八五三〜ニ〇一九年 / 伊藤之雄著
- 勲章外交 : 明治天皇と世界の君主たち / ジョン・ブリーン著
- 学制布告書の思想史的考察 : 近世と近代の連続と断絶 / 前田勉著
- 知識交換の明治 : 大久保政権再評価への試論 / 瀧井一博著
- 文明としての議事と議場 : 公議の「場」はどう作られたのか / 清水唯一朗著
- 近代日本の転換点 : 日英同盟と憲法・国制改革 / 小林道彦著
- 明治の国楽創成と音楽効用論 : 伊沢修二・神津仙三郎の身体観をめぐって / 光平有希著
- 東京帝国大学における林学教育の導入とその使命 : 本多静六に即して / 岡本貴久子著
- 維新期政治運動と社会改良運動 : 板垣退助を中心に / 小川原正道著
- 明治八年の政変 : 埋もれた政変の発掘と考察 / 内藤一成著
- 明治天皇と皇族夫妻の海外渡航 : 英国への怒りと宝冠 / 浅見雅男著
- 進化と教理 : 有賀長雄の明治革命論 / 松田宏一郎著
- 普遍史論に基づく皇国史観 : 穂積陳重「祖先教」論の系譜学 / 今野元著
- 明治日本が見たストックホルムオリンピック : 嘉納治五郎の大会報告を読みなおす / 牛村圭著
- 木戸孝允の明治・大正・昭和 : 勤王の志士から「逃げの小五郎」へ / 齊藤紅葉著
- 「昭和戊辰」における明治維新イメージ : 歴史意識の変容と相克 / 奈良岡聰智著
- 昭和維新にとっての明治維新 : 政治的変革への希望と挫折 / 植村和秀著
- 五箇条の御誓文と「普選壇」建設運動 : 名古屋新聞の取り組みを中心に / 西田彰一著
- 「明治一五〇年」とは何だったのか : 「建国神話」づくりの光と影 / 一坂太郎著
- 「混合文明」の日本から世界を見る : 日本の経験を「逆投影」すれば / 上野景文著
- 文明・文化・近代日本 / 長尾龍一著
- 明治維新とグローバル化 : 世界と日本の相互インパクト / 三谷博著
- グローバル化と明治の鉄道発展 : 鉄道国有化の国際的契機 / 中村尚史著
- 大英帝国のマスメディアと明治の大衆新聞・錦絵 : その文明観の比較 / アリステア・スウェール著
- 朝鮮・韓国における「議会設立」運動と日本 : 隣国の歴史に映る「日本」の意味変化 / 國分典子著
内容説明・目次
内容説明
明治維新から百五十年が経った。ひとつの国家が、驚嘆すべきスピードで統一的国民国家を築き世界の一等国にのしあがった。その果てにその国は対外的に膨張し、東アジア世界に大きな傷跡を残しもした。そのような歩みは、今なお諸外国から羨望と怨嗟のまなざしで眺められる。そのような世界史的に稀有な時代を可能とした思想と条件は何だったのか。本書では、人類社会の遺産として明治を考え直す。
目次
- 第1部 明治日本の捉えかた(外から見る明治)(徳川日本における自由とナポレオン—比較と連鎖の視座から;明治社会は“成功”したか—地域社会の自律性という視点から ほか)
- 第2部 明治日本の作られかた(日本の近代化と公共性・天皇制—一八五三〜二〇一九年;勲章外交—明治天皇と世界の君主たち ほか)
- 第3部 明治の人々(維新期政治運動と社会改良運動—板垣退助を中心に;明治八年の政変—埋もれた政変の発掘と考察 ほか)
- 第4部 明治の語られかた(「昭和戊辰」における明治維新イメージ—歴史意識の変容と相克;昭和維新にとっての明治維新—政治的変革への希望と挫折 ほか)
- 第5部 明治の経験と世界(明治維新とグローバル化—世界と日本の相互インパクト;グローバル化と明治の鉄道発展—鉄道国有化の国際的契機 ほか)
「BOOKデータベース」 より