More from less : 資本主義は脱物質化する

書誌事項

More from less : 資本主義は脱物質化する

アンドリュー・マカフィー著 ; 小川敏子訳

日経BP日本経済新聞出版本部 , 日経BPマーケティング (発売), 2020.9

タイトル別名

More from less : the surprising story of how we learned to prosper using fewer resources -- and what happens next

モア・フロム・レス

モアフロムレス

タイトル読み

More from less : シホン シュギ ワ ダツ ブッシツカ スル

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注記

原著 (Scribner, 2019) の翻訳

経済が成長しても、資源は枯渇しない。人類は経済成長と資源消費量を切り離すことに成功し、経済の脱物質化へと舵を切った。なぜ脱物質化が可能になったのかを解き明かし、どんな可能性を秘めているのかを記す。

内容説明・目次

内容説明

「経済成長は資源消費量を増やす」「社会が豊かになれば、自然を壊す」—人間が繁栄すればするほど、天然資源は枯渇し食糧生産は限界を迎えるという予想が、無批判に信じられてきた。だが実際には、予想と正反対のことが起きた。もはや人類と自然界のトレードオフの関係は終わった。資本主義は発展しつづけ、世界中に勢力を拡大しつづけているが、同時にテクノロジーが資源を使わない方向に進歩した。人類は多様なデジタル技術を開発し、消費の脱物質化を実現させた。デジタル技術の進歩により、物理的なモノが、デジタルのビットに取って代わられた。かつて複数機器を必要とした作業は、いまやスマホひとつで事足りる。地球から取り出す資源は減少している。人類は経済成長と資源消費量を切り離すことに成功し、経済の脱物質化へと舵を切った。このすばらしい現象について、なぜそれが可能となったのかを解き明かし、どんな可能性を秘めているのかを記していこう。テクノロジーの進歩、資本主義、市民の自覚、反応する政府—“希望の四騎士”が揃えば人間と自然の両方が、よりよい状況となる。この先の人類が繁栄しつづける道がここにある。

目次

  • マルサス主義者の黄金時代
  • 人類が地球を支配した工業化時代
  • 工業化が犯した過ち
  • アースデイと問題提起
  • 脱物質化というサプライズ
  • なぜリサイクルや消費抑制は失敗するか
  • 何が脱物質化を引き起こすのか—市場と驚異
  • アダム・スミスによれば—資本主義についての考察
  • さらに必要なのは—人々、そして政策
  • “希望の四騎士”が世界を駆け巡る
  • どんどんよくなる
  • 集中化
  • 絆の喪失と分断
  • この先にある未来へ
  • 賢明な介入
  • 未来の地球

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC0276260X
  • ISBN
    • 9784532176884
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    eng
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    [東京],東京
  • ページ数/冊数
    372p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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