フェリペ2世 : スペイン帝国のカトリック王
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フェリペ2世 : スペイン帝国のカトリック王
(世界史リブレット人, 52)
山川出版社, 2020.9
- タイトル読み
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フェリペ 2セイ : スペイン テイコク ノ カトリックオウ
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注記
フェリペ2世とその時代: 巻末
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
スペインのフェリペ2世は「太陽の沈まぬ帝国」に君臨し、「地球だけでは足りない」と豪語した。しかしその支配の在り方は、近年の歴史学において「複合君主政」と称されるように、帝国に包摂された諸王国・諸領邦が王権のもとに緩やかに統合されたものだった。この統合を可能にするためにフェリペは、「カトリック君主国」の国王たることを前面に打ち出したが、このことは宗教改革と多くの齟齬を生んだ。フェリペは、生涯を通じてそうした軋轢に苦しんだ。
目次
- 「南の悪魔」
- 1 カトリック王朝国家の君主への道
- 2 スペイン国王としての統治
- 3 一五六八年の危機
- 4 勝利のとき
- 5 無敵艦隊敗北から晩年
「BOOKデータベース」 より