魂 (ソウル) から心 (マインド) へ : 心理学の誕生
著者
書誌事項
魂 (ソウル) から心 (マインド) へ : 心理学の誕生
(講談社学術文庫, [2633])
講談社, 2020.10
- タイトル別名
-
From soul to mind
魂から心へ : 心理学の誕生
- タイトル読み
-
ソウル カラ マインド エ : シンリガク ノ タンジョウ
大学図書館所蔵 件 / 全164件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Yale University Press, c1997) の翻訳
青土社2000年刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
参考文献一覧: 巻末p1-21
文献案内: 巻末p22-79
内容説明・目次
内容説明
一九世紀前半、人の心理を探求したのは作家や医者や牧師たちであった。世紀末には実験心理学の成立により、それは心理学者・生理学者たちの領域となる。だがその道筋は単線的ではない。本書では、魂の概念に代わる心の概念の登場、自然化を目論むアンダーグラウンド心理学の水脈など、複雑に入り組んだ流れを整理、心理学史の新しい像を力強く描き出す。
目次
- 心理学を求めて
- 不可能な科学
- フランケンシュタインの科学
- 協調関係にあったヨーロッパ思想のほころび
- 自然的形而上学の短い生涯
- 一八四八年の革命とその後
- 三つの無意識概念とその展開
- 実証主義の極致
- 特異なる存在—チャールズ・ダーウィン
- どのようにして哲学は心理学から成立したのか—一八七九年の世代
- 経験の科学としての心理学—ウィリアム・ジェームズ
「BOOKデータベース」 より