ウンコはどこから来て、どこへ行くのか : 人糞地理学ことはじめ
著者
書誌事項
ウンコはどこから来て、どこへ行くのか : 人糞地理学ことはじめ
(ちくま新書, 1523)
筑摩書房, 2020.10
- タイトル別名
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ウンコはどこから来てどこへ行くのか
- タイトル読み
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ウンコ ワ ドコカラ キテ ドコ エ イク ノカ : ジンプン チリガク コトハジメ
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注記
参考文献: p238-247
内容説明・目次
内容説明
私たちの身近な存在でありながら、流されてしまえば忘れられてしまうウンコ。しかし、お尻の拭き方、始末の仕方も世界では様々な方法があったりするし、歴史的にはそれが重宝される時代もあったのだ。さらに、処理の対象とされるがその処理も一筋縄ではいかなかった。ウンコの視点から環境、経済、世界を見渡せば、新たな一面が見えてくる。
目次
- 第1章 ウンコとは何か
- 第2章 世界がウンコに求めているもの—一番身近なSDGs
- 第3章 宝物としてのウンコ—近世日本の下肥
- 第4章 せめぎあうウンコの利用と処理—近代における「物質循環」の再編
- 第5章 都市でウンコが「汚物」になる—産業革命と大量排泄の時代
- 第6章 消失するウンコの価値—地域固有の清掃行政と戦後下水道物語
- 第7章 落し紙以前・トイレットペーパー以後—お尻の拭き方と経済成長
- 第8章 ウンコが教えてくれたこと—世界の分岐点についてのダイアローグ
「BOOKデータベース」 より