けものが街にやってくる : 人口減少社会と野生動物がもたらす災害リスク

書誌事項

けものが街にやってくる : 人口減少社会と野生動物がもたらす災害リスク

羽澄俊裕著

地人書館, 2020.10

タイトル読み

ケモノ ガ マチ ニ ヤッテ クル : ジンコウ ゲンショウ シャカイ ト ヤセイ ドウブツ ガ モタラス サイガイ リスク

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注記

参考文献と参考ホームページ: p222-228

内容説明・目次

内容説明

野生動物がもたらす災害とは、人間社会の急速な変化が生み出した現象であり、すでに日本各地で発生して、ニュースに登場する頻度も増えている。それは農林水産被害にとどまらず、野生動物の都市への侵入、人身事故、人獣共通感染症、等々、人へのリスクはきわめて大きい。新型コロナウイルスもまた野生動物に由来する。そして、放置するほど対策にかかるコストは雪だるま式に増えていく。対策の要は国土計画、土地利用にあることに気づいてほしい。コロナ禍の今、この問題に取り組まずに、新しい社会の構築はありえない。

目次

  • 1部 すでに始まっている問題(人口減少問題の一般的な論点;野生動物の分布拡大と高まる災害リスク;分布拡大の理由;生態系に影響する問題)
  • 2部 国土計画の盲点(人口減少時代の環境変化;コミュニティへの侵入を防ぐ;自然資本として森をマネジメントする)
  • 3部 解決に向けて(機能不全の正体;現場の実行体制;人を育てる)

「BOOKデータベース」 より

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