生まれてこないほうが良かったのか? : 生命の哲学へ!
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書誌事項
生まれてこないほうが良かったのか? : 生命の哲学へ!
(筑摩選書, 0197)
筑摩書房, 2020.10
- タイトル読み
-
ウマレテ コナイ ホウ ガ ヨカッタ ノカ? : セイメイ ノ テツガク エ!
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内容説明・目次
内容説明
「生まれてこないほうがよかった」という思想は、人類二五〇〇年の歴史をもつ。本書では、古代ギリシアの文学、古代インドの宗教哲学、ブッダの原始仏教、ゲーテやショーペンハウアー、ニーチェなど近代の文学と哲学、そして「誕生害悪論」を説くベネターら現代の分析哲学を取り上げ、徹底的に考察。人間がこの世に生まれてくることは誤りであり、生まれてこないようにしたほうがよいとする反出生主義を世界思想史の中に位置づけ、その超克の道を探っていく。反出生主義の全体像が分かる本邦初の書である。
目次
- 第1章 「おまえは生きなければならない!」
- 第2章 誕生は害悪なのか
- 第3章 ショーペンハウアーの反出生主義
- 第4章 輪廻する不滅のアートマン
- 第5章 ブッダは誕生をどう考えたのか
- 第6章 ニーチェ—生まれてきた運命を愛せるか
- 第7章 誕生を肯定すること、生命を哲学すること
「BOOKデータベース」 より