戦国北条家の判子行政 : 現代につながる統治システム

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戦国北条家の判子行政 : 現代につながる統治システム

黒田基樹著

(平凡社新書, 958)

平凡社, 2020.10

タイトル読み

センゴク ホウジョウケ ノ ハンコ ギョウセイ : ゲンダイ ニ ツナガル トウチ システム

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注記

主要参考文献: p235-p237

内容説明・目次

内容説明

禄(財産)と寿(生命)、まさに穏やかなるべし—。戦乱の世に「禄寿応穏」をスローガンに掲げ、五代一〇〇年にわたり統治を実現した戦国北条家。判子文化、納税や裁判の制度、公共工事など、現代の統治システムの礎を築いた。領国統治の仕組みから、戦国大名国家と現代社会との継受性を明らかにする。

目次

  • はじめに—現代の統治システムの礎が築かれた戦国時代
  • 第1章 納税通知書と判子文化の成立
  • 第2章 目安制が開いた裁判制度
  • 第3章 一律税率の設定と減税政策
  • 第4章 徴税方法の変革
  • 第5章 市場関与と現物納
  • 第6章 「国家」への義務の誕生
  • 第7章 公共工事の起源
  • おわりに—戦国大名と現代国家のつながり

「BOOKデータベース」 より

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