書誌事項

「戦後文学」の現在形

紅野謙介, 内藤千珠子, 成田龍一編

平凡社, 2020.10

タイトル別名

The view of post-postwar literature

戦後文学の現在形

タイトル読み

「センゴ ブンガク」ノ ゲンザイケイ

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注記

『「戦後文学」の現在形』関連年表: p452-465

内容説明・目次

内容説明

坂口安吾から多和田葉子まで、瀬戸内晴美(寂聴)や司馬遼太郎、松本清張や宮部みゆき、金石範や中上健次、津島佑子といった新たな視点で選んだ“戦後文学”の60作品を、震災を経た「戦後」後の状況下で読み解き、混迷する「いま」の位相と様相を浮かび上がらせる。

目次

  • プロローグ “戦後文学”の現在形
  • 1期 一九四五〜一九七〇年(坂口安吾『戦争と一人の女』—あさましさの肯定と寄る辺なさ;原民喜『夏の花』—「顔」との遭遇;武田泰淳『蝮のすえ』—上海で迎えた「戦後」 ほか)
  • 2期 一九七一〜一九八九年(大西巨人『神聖喜劇』—今なお生々しい社会の「縮図」;李恢成『砧をうつ女』—「母」なる「戦後」;東峰夫『オキナワの少年』—「一本の軍用道路にしがみついているコザの町」 ほか)
  • 3期 一九九〇〜二〇二〇年(笙野頼子『居場所もなかった』—常識人の健全な妄想;松浦理英子『親指Pの修業時代』—上演される“性”;奥泉光『石の来歴』—生成する個人史、堆積する戦後史 ほか)
  • エピローグ 新型コロナウイルス禍のなかで

「BOOKデータベース」 より

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