暴流(ぼる)の人三島由紀夫

書誌事項

暴流(ぼる)の人三島由紀夫

井上隆史著

平凡社, 2020.10

タイトル別名

暴流の人 : 三島由紀夫

暴流の人三島由紀夫

タイトル読み

ボル ノ ヒト ミシマ ユキオ

大学図書館所蔵 件 / 107

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p538-543

内容説明・目次

内容説明

自らの内面に渦巻く暴力性、精神を蝕むニヒリズムを近代という時代の病、人間存在の闇として問うた作家の実像。『豊饒の海』の完成と自死はなぜ同時に計画されたのか。没後50年、三島研究の第一人者が満を持して世に問う決定的評伝。その内なる声を掬い取り、自刃の謎を解き明かす。

目次

  • 1(虚無とセバスチャン・コンプレックス;「詩を書く少年」の時代;小説家・三島由紀夫の誕生前夜 ほか)
  • 2(『禁色』と『近代能楽集』;『アポロの杯』から『沈める滝』まで;反‐戦後小説/芸術家小説—『金閣寺』 ほか)
  • 3(全体小説という理念—『豊饒の海』前夜;日本の近代—『春の雪』;祖国—『奔馬』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ