自由意志の向こう側 : 決定論をめぐる哲学史

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自由意志の向こう側 : 決定論をめぐる哲学史

木島泰三著

(講談社選書メチエ, 737)

講談社, 2020.11

タイトル読み

ジユウ イシ ノ ムコウガワ : ケッテイロン オ メグル テツガクシ

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注記

参考文献: p415-426

内容説明・目次

内容説明

人間は遺伝子に操られているのか?宇宙開闢の時点で、その後の出来事は一通りに定まっていたか?運命はあるのか?人間と機械は何が違うのか?こうした疑問はすべて人間の自由意志の問題であり、デモクリトスからスピノザ、デネットまで、決定論の哲学史に刻まれている。ダーウィンや神経科学など自然科学的観点も検討しつつ、決定論のこれまでとこれからを考える。

目次

  • 第1章 自然に目的はあるのか?—西洋における目的論的自然観の盛衰と決定論
  • 第2章 決定論と運命論—ストア派・スピノザ・九鬼周造
  • 第3章 近代以前の自由意志論争とその影響—ホッブズとデカルト
  • 第4章 目的論的自然観は生きのびる—ライプニッツとニュートン
  • 第5章 ダーウィンによる目的論の自然化
  • 第6章 自然化された運命論—現代の決定論的思想の検討
  • 第7章 運命論のこれから
  • 第8章 自然主義のこれから

「BOOKデータベース」 より

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