物語の近代 : 王朝から帝国へ

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物語の近代 : 王朝から帝国へ

兵藤裕己著

岩波書店, 2020.11

タイトル読み

モノガタリ ノ キンダイ : オウチョウ カラ テイコク エ

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注記

索引: 巻末p1-4

収録内容

  • ラフカディオ・ハーンと近代の「自我」
  • 王朝の物語から近代小説へ : 語りの主体から「自我」へ
  • 泉鏡花の「近代」
  • 泉鏡花、魂のゆくえの物語
  • 北村透谷と他界、異界
  • 声と知の往還 : フォーミュラ
  • 踊る身体、劇的なるもの
  • オーラル・ナラティブの近代
  • ものがたりの書誌学/文献学
  • 物語テクストの政治学
  • 歴史語りの近代
  • 歴史学と「物語」史観について

内容説明・目次

内容説明

ものがたり(物語)の言語空間は、「近代」とどのように出会ったのか。人文諸学の知見とともに日本の古典文学から近代文学の大海へと漕ぎだす本書は、従来の文学批評と研究の常識をかろやかに超えてゆく。著者が築き上げてきた物語論の到達点を示す。

目次

  • 1 主体/自我という病(ラフカディオ・ハーンと近代の「自我」;王朝の物語から近代小説へ—語りの主体から「自我」へ)
  • 2 近代小説と物語(泉鏡花の「近代」;泉鏡花、魂のゆくえの物語;北村透谷と他界、異界)
  • 3 物語の声と身体(声と知の往還—フォーミュラ;踊る身体、劇的なるもの;オーラル・ナラティブの近代)
  • 4 物語/テクスト/歴史(ものがたりの書誌学/文献学;物語テクストの政治学;歴史語りの近代;歴史学と「物語」史観について)

「BOOKデータベース」 より

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