谷崎潤一郎を知っていますか : 愛と美の巨人を読む
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谷崎潤一郎を知っていますか : 愛と美の巨人を読む
新潮社, 2020.11
- タイトル読み
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タニザキ ジュンイチロウ オ シッテ イマスカ : アイ ト ビ ノ キョジン オ ヨム
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注記
初出: 「小説新潮」2019年1月号-2020年1月号
内容説明・目次
内容説明
悪の中に息づく美。男を肥料にして咲き誇る女。良識に背いた愛と葛藤。滅びゆく典雅への哀惜。様々なテーマを描き、スキャンダラスなまでに小説の可能性を広げた奇才・谷崎。永井荷風の激賞を得たデビュー作「刺青」から、「痴人の愛」「卍」「春琴抄」「細雪」など名作の数々、そして晩年の野心作「瘋癲老人日記」まで。一度は読みたい19作の物語と魅力を実作者の視点から明快に解説。名ガイドのナビゲートで、いざ妖艶華麗な文学の森へ!
目次
- 妖艶なデビュー(刺青)(お艶殺し)
- 母性への憧れ(母を恋うる記)(少将滋幹の母)(夢の浮橋)
- 女性は主張する(痴人の愛)
- モチーフはなんだろう(卍)(蓼喰う虫)
- 悲しくも凛々しく(盲目物語)
- 首肯されますか(春琴抄)(蘆刈)
- 美女と鼻なし(武州公秘話)
- 大正期の二本道(二人の稚児)(人面疽)(白昼鬼語)
- 庶民の愛のコメディ(猫と庄造と二人のおんな)
- 鶴は幸いにして雪に妙なり(細雪)上・中巻
- 美はすでに滅びて(細雪)中・下巻
- 文学と女性の関わり—生涯と作品を訪ねて
- 若い人には薦めないが…(鍵)(癇癪老人日記)
「BOOKデータベース」 より