貨幣の謎を解く : 価値形態論から現代金融まで市場経済の貨幣論的分析
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貨幣の謎を解く : 価値形態論から現代金融まで市場経済の貨幣論的分析
白順社, 2020.12
新版
- タイトル読み
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カヘイ ノ ナゾ オ トク : カチ ケイタイロン カラ ゲンダイ キンユウ マデ シジョウ ケイザイ ノ カヘイロンテキ ブンセキ
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注記
解説: 佐々木隆治
内容説明・目次
内容説明
貨幣はなぜ、貨幣たりうるのか?価値の源泉を問い質し、自己増殖する運動体の暴力性を闡明する—新版にあたり、斯界俊英のクリティカルな解説を付す。
目次
- プロローグ 貨幣論研究の現代的課題
- 第1講 商品から貨幣が誕生するのはなぜか—価値形態または交換価値の意味
- 第2講 貨幣生成のメカニズム—価値形態論のテキストクリティーク
- 第3講 マルクス主義経済学の欠陥—久留間・宇野論争をめぐって
- 第4講 交換と貨幣をめぐって—吉沢英成『貨幣と象徴』を読む
- 第5講 社会科学の方法と貨幣論—岩井克人『貨幣論』が見失ったもの
- 第6講 資本主義分析と貨幣の意義—『資本論』批判から『資本論』へ
- 第7講 流通形態論の解明—宇野弘蔵の商品論・貨幣論および資本形式論の検討
- 第8講 信用論の構造—『資本論』における信用論の批判的再構築
- 第9講 現代資本主義と貨幣—資本主義の本質を失った現代経済の危機的構造
「BOOKデータベース」 より