ダーウィン、仏教、神 : 近代日本の進化論と宗教

書誌事項

ダーウィン、仏教、神 : 近代日本の進化論と宗教

クリントン・ゴダール著 ; 碧海寿広訳

人文書院, 2020.12

タイトル別名

Darwin, dharma, and the divine : evolutionary theory and religion in modern Japan

ダーウィン仏教神 : 近代日本の進化論と宗教

タイトル読み

ダーウィン ブッキョウ カミ : キンダイ ニホン ノ シンカロン ト シュウキョウ

大学図書館所蔵 件 / 105

内容説明・目次

内容説明

明治の幕開けとともにもたらされたダーウィンの進化論。これまでの研究では、日本人は進化論を抵抗なく受け入れたとされてきた。しかしそれは全くの神話である。その受容の歴史には、仏教、神道、キリスト教、哲学、マルクス主義、国体論などあらゆる思想やイデオロギーとの衝突や交渉がみられた。本書は明治から現代まで幅広い言説を博捜し、近代日本の思想を進化論への反応を軸にダイナミックに描き出す。

目次

  • 序論
  • 第1章 明治期の日本における進化論の宗教的伝播
  • 第2章 進化、個人、国体
  • 第3章 ダーウィン以後の仏法—明治仏教と進化論の抱擁
  • 第4章 ユートピアの約束—社会主義ダーウィニズムと革命的ユートピア主義
  • 第5章 「進化論は近代の迷信です」
  • 第6章 観音による久遠の抱擁
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ