モダニズムの胃袋 : ヴァージニア・ウルフと同時代の小説における食の表象

書誌事項

モダニズムの胃袋 : ヴァージニア・ウルフと同時代の小説における食の表象

大西祥惠著

春風社, 2020.12

タイトル別名

モダニズムの胃袋 : ヴァージニアウルフと同時代の小説における食の表象

タイトル読み

モダニズム ノ イブクロ : ヴァージニア・ウルフ ト ドウジダイ ノ ショウセツ ニオケル ショク ノ ヒョウショウ

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注記

あとがきに「京都女子大学に提出した博士論文に大幅な修正を加え、新たに論文を加えたものである。」と記述あり

参考文献: p209-222

内容説明・目次

内容説明

ウルフを中心としたイギリスのモダニズム小説を通して、当時のイギリスの食文化を検証。ジェンダー、身体、アダプテーションなどの視点から、食の描写の重要性を示す。『灯台へ』に登場する肉料理ブフ・アン・ドーブのレシピなど、5編のコラムも収録。

目次

  • モダニズム小説と食
  • 1 ウルフの「食べ物に対するコンプレックス」(『ダロウェイ夫人』における食事療法)
  • 2 ウルフの食の政治学(『灯台へ』の食卓の美学;『オーランド』と『自分だけの部屋』にみる食とジェンダー)
  • 3 モダニズムの台所(ウルフと使用人の肖像;ウルフの台所;モダニズムの料理をする男たち—フォースター、ロレンス、ジョイスのテクストをめぐって)
  • 4 感覚の世界(ジョイスにおける食とテクスト—『ユリシーズ』の「カリュプソ」をめぐって;『フラッシュ』における味覚、そして臭覚の世界)

「BOOKデータベース」 より

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